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2019.02.13

改宗したソマリア女性 難民キャンプで強姦

2019年2月13日  ソマリア  (ICC)

ソマリアは、世界でクリスチャンへの迫害が非常に厳しいとされる国の一つであります。World Watch List (迫害下のクリスチャンの支援団体オープンドア提供)における世界のクリスチャンの迫害ランキングによると、ソマリアは現在、世界で3番目に迫害が厳しいとされています。ソマリア国民の99%がイスラム教徒であり、僅か1%に満たないイスラム教以外の信仰者は、厳しい弾圧にあっています。他の宗教信者たちは、完全に身を潜めて宗教活動を行い、もし見つかると厳しい懲罰が待っています。あるケースでは、2016年に41歳のソマリア人の女性が、彼女の夫によってソマリアにある自分の家からケニアの難民キャンプへと送られて来ました。その難民キャンプで暮らした1年後、彼女はキリストを信じるようになりました。しかし、彼女がイスラム教から改宗したことをソマリアのイスラム教徒たちが知ると、彼らは憤慨しました。彼らは、彼女と子供たちに教会へ行き続けるならば殺すと脅迫し始めました。彼女は、とにかく子供たちを守るため教会に通うことを諦めたもの、信仰だけは諦めませんでした。その教会の牧師は、彼女を訪ねに来るようになり、彼女と子供たちと祈り、一家は全員キリストを受け入れました。しかし、教会へ通うことを止めていたにもかかわらず、1月のある日、4人のソマリアの男たちが、彼女の住まいへ押し入り、彼女を殴りつけた上、彼女を犯しました。男たちがその場から去るとき、彼らは彼女に、夫のいない女だから生命だけは生かしておいてやると言い放ち、もし、このことを誰かに口外したり、警察に訴えようとするものなら、戻って来ると言い残して行きました。この女性は今、子供たちが守られ、安全な暮らしができるよう、また、彼女自身のトラウマからの癒しなど緊急の援助の手を必要としています

祈りましょう

  • この襲撃によって、肉体的、情緒的、霊的に傷つけられたこの女性を主が癒してくださるように。
  • この女性と子供たちが安心して暮らすことができ、主への信仰を持ち続けることができるように。
  • このような難しい状況下に置かれている群れを託されている牧師に、主が知恵と力を与え、助けてくださるように。