増加するスリランカのクリスチャンへの暴行、差別
2018年10月19日 スリランカ (Morning Star News)
スリランカでは、仏教徒からの長年のクリスチャンへの迫害に伴って、ヒンドゥー過激派のクリスチャンへの襲撃やその他嫌がらせなどが今年になって、エスカレートしてきました。今年の1月から9月にかけて、スリランカにおいてのクリスチャンに対する事件は、67件も報告されています。最多となる事件は、クリスチャンに対する「暴力」や「脅迫」であり、それに次いで「差別」があり、それは、教会を閉鎖の要求や脅迫、警察による事件の無関与、そして虚偽の申し立てなどがあります。スリランカの人口のうち、70%が仏教徒で13%がヒンドゥー教徒であります。過去において、ほとんどの襲撃や迫害は、仏教徒からであり、特に僧侶たちからによるものでありましたが、最近になってスリランカの北東部では、ヒンドゥー教徒による襲撃に増加が見られます。それらの迫害のため、教会で集うことを止めたケースがあり、そして牧会をやめてスリランカを去って行ってしまった牧師もいます。
祈りましょう
- 主が、スリランカの神の子供たちを励まし、強め、クリスチャンたちは希望を失うことのないように。
- スリランカ政府は、クリスチャンたち少数派の信仰の自由を支持するために尽力を尽くすように。
- 牧師たちが、志を失うことなく、神のみことばを忠実に説教し続け、迫害する人たちにも神様の愛を注ぐことができるように。