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2018.01.25

世界で増加しつつあるクリスチャンへの迫害  Open Doorsによる2018年度迫害ランキング

2018年1月10日 (Open Doors)

一年が過ぎ、世界におけるクリスチャンたちの迫害は、年々増加の一途をたどっています。クリスチャンの迫害の厳しさにおけるランキング2018年度が、オープンドアーズ(迫害下のクリスチャンたちを支援するアメリカの非営利団体)の “World Watch List 2018” によって発表されました。迫害が最も厳しいとされる上位15ヶ国は、下記の通りです。
 1. 北朝鮮  2. アフガニスタン  3. ソマリア  4. スーダン  5. パキスタン  6. エリトリア  7. リビア  8.  イラク  9. イエメン  10. イラン  11. インド  12. サウジアラビア  13.  モルディブ 14. ナイジェリア  15. シリア
 
概要として、この”World Watch List 2018”のランキング表によりますと、現在、2億1 500万人のクリスチャンたちが、世界で非常に厳しい迫害を経験していることになり、つまり12人に1人のクリスチャンという割合になります。北朝鮮は、2002年以来16年間連続第1位の迫害となっています。2018年度の調査中、3066人のクリスチャンが殺害され、1252人が誘拐され、1020人が強姦、もしくは、性的嫌がらせを受け、793の教会が襲撃を受けました。ランキング上位10ヶ国のうち、8ヶ国が、高まりつつあるイスラム教徒による迫害によるものです。けれども、このような迫害が厳しい中でも、神様は、今もその迫害地で働いておられ、迫害が厳しい国ほど、神様に立ち返る人々が増えていることも事実であります。

祈りましょう

  • 迫害が厳しい中にいるクリスチャンたちの信仰が強められ、守られるように。
  • 神様の子供であるというだけで、投獄され、拷問を受け、虐げられているクリスチャンたちに、特別な神様からの慰めや祝福、そして神様の御臨在をどこにいても感じることができるように。
  • 迫害によって、住むところを追われ、ふるさとを、そして国家を追われたクリスチャンたちに、安全な場所が新に与えられ、必要が備えられるように。
  • 迫害する人々が、クリスチャンたちを見て、神様に心を触れられ、キリストのもとへ導かれるように。