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2019.10.29

ミャンマーの牧師を含む58名誘拐

2019年10月29日  ミャンマー  (ICC)

10月26日にミャンマーのラカイン州で、ウ・マウン・マウン牧師が57名の人々と共にアラカン軍という民族兵に拉致されました。ウ・マウン・マウン牧師はチン民族という、主にキリスト教徒が多いラカイン州の少数民族の出身であります。その地域は、アラカン軍と政府軍との戦闘が数ヶ月間に渡って続いており、最近アラカン軍は、ラカイン州都のシットウェから165名の民間人と約50名の政府職員を乗せた船から58名を誘拐したのです。アラカン軍は、ラカイン州でキリスト教徒やイスラム教徒などの小数派宗教信者を標的にしていることで知られています。2019年の初めごろ、2名の牧師が誘拐され、殺害されました。地元のクリスチャンたちはウ・マウン・マウン牧師が、もし信仰を彼らに知られてしまうと、同じように殺されてしまうのではないかと懸念しています。

 

祈りましょう

  • ウ・マウン・マウン牧師と他の57名の人々が解放され、救出されるように
  • ウ・マウン・マウン牧師は他の誘拐されている人々を励ますことができ、彼らに自分の信仰について分かち合うことができるように。
  • ミャンマー政府は、誘拐されている人々のためにできる全てのことにおいて最善を尽くすように。