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2024.01.12

パキスタンのクリスチャン未亡人冒涜罪の冤罪で苦難


Pakistan flag

2024年1月12日 パキスタン (Morning Star News)

昨年の4月、ムサマット・ビビさんがパキスタンの女子校で倉庫の清掃をしていた時に、コーランへの冒涜行為を働いたとして、庭師のイスラム教徒、ムハンマド・サルマドさんと共に起訴されましたが、無罪となりました。しかし、ビビさんによると、警察に拘束されてから、彼女は停職処分となりましたが、このような冒涜罪で訴えられると、その汚名とリスクが伴い、職に戻るのが不可能だと語っています。また、ビビさんは事件の数日前に、トイレ掃除を掃除を拒否したことで、イスラム教徒の教師から恨みを買い、事件に巻き込まれたとのことです。裁判所の判事は、彼女とサルマドさんが、ゴミ箱の中にコーランのページが捨てられていたことを知らなかったという判決理由で、二人は無罪となりました。しかし、裁判が終わって、無罪を勝ち取っても、ビビさんは引っ越しを余儀なくされ、彼女の生命を脅かす者たちにビビさんと娘の所在が知られることのないように、定住することもできず、頻繁に居所を変えています。

祈りましょう

  • 主がビビさんと娘を守って下さり、二人が定住できる場所を見つけることができるように。
  • ビビさんが仕事を見つけることができるように。
  • 冒涜罪という法律をパキスタン政府が廃止するように。