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2020.07.09

ソマリア人女性 イスラム過激派からの暴行により一時昏睡状態に

2020年7月9日  ソマリア  (Morning Star News)

2019年、あるソマリア人一家は自国ソマリアでの迫害により、ケニアのナイロビに移住しましたが、そこでも厳しい迫害に悩まされ、彼らは住んでいた家から170キロ北に離れた場所へ移住しました。けれども、その一家の21才の長女フォジアさん、19才の妹アーシャさん、そして18才の弟アデンさんが最近、その移住先でも7人のイスラム教徒たちから襲われました。これによって3人とも重傷を負い、特にフォジアさんは何時間も昏睡状態になり、家族は彼女を病院へ連れて行きました。幸いフォジアさんは意識を取り戻し、2日間後に退院できました。一家がナイロビ北部で住まいを構えて4ヶ月後、地元のイスラム教徒たちが、彼らがモスクで礼拝しないということを理由に嫌がらせをし始めました。警察は容疑者の2人を逮捕しましたが、事件の起訴を取り下げるようこの家族は脅迫を受けています。また、長男は2度にわたって襲われ、重体に陥ったことがありました。ソマリアでは全てのソマリア人たちは、生れながらにしてのイスラム教徒であり、ソマリア人である者がクリスチャンになることは背教行為としての罪に問われ、死を持って罰することができると信じられているのです。

祈りましょう

  • 主がフォジアさん、アーシャさん、アデンさんを癒してくださるように。
  • ケニアの警察がこの犯罪者たちを正当に対処し、イスラム教徒たちがフォジアさん一家に報復を加えることを見過ごすことのないように。
  • 長きにわたって、迫害に耐えてきているこの家族を主が強め、守り、慰め、祝福してくださるように。