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2020.06.24

スーダン イスラム指導者の扇動によりクリスチャンたち襲撃

Sudan flag2020年6月24日  スーダン  (Morning Star News)

スーダンの東ハルツームのモスク指導者より、自分たちの「イスラム聖域」において、南スーダンのクリスチャンたちを取り除くように要請が出たあと、幾人かのクリスチャンたちが襲われました。イマーム(イスラム教指導者)たちが、住民たちに「イスラム聖域」から南スーダンのクリスチャンたちを追い出すようにと呼びかけました。6月20日で起こった何回かの襲撃のうち、若いイスラム教徒たちがジハード(聖戦)のスローガンである、「アッラーフ アクバル!(アラビア語でアッラーフは最も偉大なり)」と叫びながら、マリエル・バングさんを刺し殺しました。マリエルさんは妻と1才から4才の子供たちを残して亡くなり、また、一人のクリスチャンは重体です。これらの襲撃は新しく変わる政府によって、クリスチャンたちへの迫害が収まりつつことを期待する過程で起こりました。新政府によりクリスチャンの迫害に対して、多少の進歩はあるものの、スーダンのクリスチャンたちの権利を保護するための課題はまだ多く残されています。

 

祈りましょう

  • マリエル・バングさんの妻と子供たちのために。主が彼らを慰め、大黒柱を失い、残されたこの家族の必要を豊かに満たしてくださるように。
  • スーダンのクリスチャンたちがイエス様の真理に留まり、希望を失うことがないように。
  • スーダン新政府は、イスラム教徒以外の国民の権利を確実なものとするために、よりいっそうそれらの任務が遂行されるように。新政府に知恵が与えられ、クリスチャンたちを保護するこの新政府を主が祝福してくださるように