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2019.11.13

シリアのクリスチャン イスラム国とトルコ軍の狭間

2019年11月13日  シリア  (ICC)

11月12日、アルメニア人のクリスチャンたちが多くいるシリアの都市カーミシュリーでは、前日の11日にイスラム国戦闘員によって殺害された二人の司祭たちの葬儀が執り行われました。この襲撃で負傷した一人の助祭によると、検問所でバイクに乗った襲撃者たちが彼らの車に近づき、至近距離で撃ってきたとの事でした。その暗殺事件と3度にわたっての爆弾テロが、同じ日に市内でクリスチャンたちに対して仕掛けたとイスラム国が声明を発表したのです。突然の米軍撤退によって、トルコ軍がシリアに侵略し、混乱状態に陥ったことでイスラム国が再結成されたのでした。また、停戦と安全境界協定があるにもかかわらず、トルコが援護している過激派組織は、この地域で攻撃を続けて、いくつかのキリスト教徒たちが住む村に影響が与えられています。

 

祈りましょう

  • 暗殺された二人の祭司たちの家族や教会員たちを主からの慰めがあるように。
  • 一部の地域からの撤退にも関わらず、米軍は、クリスチャンたちを守備するためにより多くの任務を遂行できるように。
  • シリアのクリスチャンたちは、希望を失うことなく、むしろこのような中にあっても主の慰めと力、平安を感じることができるように。