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2019.05.13

キリスト教徒の町で子供が砲撃の犠牲に

2019年5月13日  シリア  (ICC)

ICC(迫害下のキリスト教徒たちを支援する非営利団体)によると、5月12日、キリスト教徒が多く住む町、アル・スカイラビーヤで、激しい砲撃がありました。この砲撃で、近くにいた女性1人と子供5人が犠牲になり、子供6人を含む8人が重軽傷を負い、死亡した子供たちは、まだ6才から10才の幼い子供たちでした。この砲撃を仕掛けたのは、未だ不明ではありますが、この地域にはアルカイダの傘下である、タリール・アル・シャムが活動していますが、トルコ軍により仕掛けられたとも言われています。シリア内戦では、いわゆる二階級市民と見なされ、攻撃を受けやすい何千人ものクリスチャンたちが犠牲となりました。これらの村の住民たちを、シリア内戦で巻き込んだ様々な派閥にとって、彼らはより大きな戦略を立てるための道具に過ぎないのです。

 

祈りましょう

  • シリア内戦で、愛する人たちを失い、悲しんでいる多くの人たちに主が寄り添い、慰めてくださるように。特に、最近のこの砲撃で犠牲となった女性と子供たちの家族や親たちに慰めがあるように。
  • シリアのアル・スカイラビーヤや他の地域に残っているクリスチャンたちを主が強め、励ましてくださるように。
  • 内戦が終わって、人々は故郷に帰ることができ、生活を再建させることができるように。