エジプトの夫婦 改宗後に厳しい試練
2020年10月15日 エジプト (VOM)
エジプトでのキリスト教徒の人口は少なく、イスラム教徒がキリスト教徒へと改宗することは、容易いことではありません。ジョンという人は強硬なイスラム教徒でしたが、クリスチャンの友人たちをイスラム教へ改宗させようと説得するために、まずは自分も聖書を勉強し、その結果、ジョン自身も2014年にキリスト教信仰を持つようになりました。そして、妻のマリカもこの3年間でのジョンの変化を見て、クリスチャンになりました。ジョンはキリスト教に改宗するということは、一族がどういう反応を示すか分かっていました。いとこの一人はクリスチャンになって、アパートの4階から落とされ、亡くなりました。もう一人のいとこは、精神病院に閉じ込められてしまいました。やはり、ジョンもクリスチャンになったと家族が悟ると、ジョンが逃げるまでの4ヶ月間、彼を閉じ込め、拷問を加えました。それから過去3年間にわたって、ジョンが仕事を見つけるたびに、彼を尾け回している家族がジョンが解雇されるように仕向けました。約1年前のこと、妻のマリカと娘たちだけで家に居たとき、家族が突然家のドアを押し破り、マリカを殴り、娘たち二人をさらって行きました。家族たちは、ジョンとマリカ二人とも殺すつもりだったのです。しかし、クリスチャンの友人たちが介入し、ジョンたち一家は今は安全な場所で他のクリスチャンたちと暮らしていますが、彼らはその時の家族からの襲撃のトラウマに苦しんでいます。
祈りましょう
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ジョンとマリカは信仰に堅く立ち、忠実であり続け、主の信仰の中で子供たちを育てていくことができるように。
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ジョンたち一家の居場所が家族たちに知られることがないように。
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ジョンは仕事を見つけることができ、クリスチャンであるがために解雇されることのないように。