アル・シャバブの殺害によりソマリアで増える孤児院
2018年3月6日 ソマリア (Morning Star News)
ソマリアの首都モガディシュで、クリスチャンであった人たちの孤児が増え、そのため3年前から一人の牧師が、密かに孤児たちによるケア・センターを始めました。その牧師は、他にどこにも行くところのない子供たちを引き取りましたが、彼らを養うために資本となるものがありません。その孤児たちは空腹で泣いていると牧師は訴えており、子供たちは深く悲しみ、栄養状態も悪くあります。彼らは、ソマリアの貧しいクリスチャンの地下教会から、わずかばかりのサポートを受けています。
アル・シャバブ(イスラム武装グループ)は今もなお、モガディシュでクリスチャンの孤児たちを捕らえようとしており、ケア・センターは、安全な場所へと移りました。イスラムの主流となる戒律は、イスラム教を背教するのであれば、死をもって罰さなければならないとあり、アル・シャバブとアルカイダも、その教えに支持しています。オープン・ドアーズ(迫害下のクリスチャンを支援する非営利団体)が発表した、2018年度クリスチャンに対する迫害が厳しいとされるランキングでは、ソマリアは世界第3位であり、クリスチャンでいることは、大変危険であるとされています。
祈りましょう
- ソマリアの地下教会のために。主は、その地でクリスチャンたちが根絶やしになることから守ってくださるように。
- ソマリアの地下教会を、将来担うクリスチャンたちが残していった孤児たちのために。
- 主が孤児たちの物質的な必要を豊かに満たし、希望を失うことなく、イエス様から離れることのないように。
- 孤児たちを引き取っているケア・センターの牧師の上にも、神様からの守りと祝福が豊かにあるように。
- ケア・センターでのサポートが増えて、孤児たちを十分養っていくことができるように。