
2024年7月10日 (International Christian Concern)
6月下旬に中国当局が、キリスト教と宗教一般に対して、新たに大幅な制限を設けることについて討論会を行いました。2回の会合に渡って行われたこの討論会では、中国共産党が、国内で躍進する地下教会に対して、如何に圧力を強めているかを強調しました。中国政府管理下にある三自愛国教会(中国共産党が設立した教会、聖書の教えから逸脱し、国家のために良いことをすると天国へ行けると教えている)の指導者たちも出席する中で、この会の主催者たちは、中国共産党が中国キリスト教を更に統制する必要があると断言しました。また、彼らは中国の教会指導者たちが、習近平の社会主義に関する教えや共産主義について、教会の説教の中心にすべきだと何度も主張しました。党幹部は三自愛国教会指導者たちに、説教を含む運営に関する教会の主導権を党へ譲渡するよう促しました。中国共産党は、キリスト教を「中国化」に適するように聖書の中身を変更(十戒の変更など)し、キリスト教の教えを共産党の教えに合わせています。
祈りましょう
中国のクリスチャンたちが、中国共産党によるキリスト教会への統制が強まる中でも、イエスに忠実であり続けることができるように。
信仰ゆえに投獄された人々が、投獄されている間も実りあるミニストリーができますように。
中国のクリスチャンたちが編集されていない聖書を密輸し、各家庭に真の聖書が届くように。
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