
2024年12月17日 (Christian Daily International)

今週、パキスタンのカトリック教徒の夫婦が、思いがけない最も嬉しいクリスマスプレゼントを受け取りました。イスラム教徒の男からムスリムへの強制改宗、及びその男と強制婚をさせられるために拉致された夫婦の娘が、誘拐犯から逃れ、家族のもとに帰って来ました。ムスカン・サルマンさん15歳は、今年3月に自宅から拉致されました。敬虔なカトリック信者である彼女の家族は、娘がアルサラン・アリというイスラム教徒の男にさらわれ、彼女の意志に反して強制的にムスリムに改宗させられ、結婚までさせられたことを知って、打ちのめされました。ムスカンさんは年齢を19歳だと言わされ、自分の意志でムスリムに改宗し、アリと結婚したと宣言するよう強要されました。アリはムスカンさんを強制改宗させ、婚姻証明書を偽造しました。けれども、ムスカンさんは12月15日にアリから逃げ出し、自宅に突然帰って来ました。アリと共犯者たちは、行方不明になったムスカンさんをすぐに探し始めましたが、幸いなことに、ムスカンさんの父親の知り合いである警察幹部が、一家を安全な場所へと逃がすようにと協力してくれました。また、クリスチャンの弁護士がムスカンさんの改宗とアリとの結婚は、自分の意志で選んだと虚偽を強要されたとする署名入りの陳述書提出に協力してくれました。ムスカンさんのこの奪還は、パキスタンで娘や妻を誘拐され、強制改宗、強制婚によって、愛する人を奪われたキリスト者家族たちに希望の光を与えることになります。
祈りましょう
ムスカンさんが無事に家族のもとに戻り、警察幹部とクリスチャンの弁護士を通して彼女を救出して下さった主を賛美します。
ムスカンさんがトラウマから癒され、家族と共に安全に普通の生活に戻れるよう主が助けてくださるように。
誘拐され、強制改宗、強制婚に苦しめられている多くの少女や若い女性たちが、全員救出もしくは解放されるように。
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