
2024年6月11日 (Morning Star News)
パキスタンの工場で雇用主が、自分の意に反して退職しようとする 18 歳のカトリック信者の工場労働者に死ぬまで拷問を加え、痛めつけて殺害しました。ワカス・サラマトさんは2ヶ月前に、サリ・ムハンマド・サリームの工場で働き始めました。しかし、ワカスさんはサリームとその息子、3人のイスラム教徒の工場労働者たちから死ぬまでの何時間も殴られ、電流を流されるといった拷問にかけられて殺されました。ワカスさんはこの勤務していた工場よりも条件の良い職場を求めて、工場を辞めようと職場に行かなくなったとき、サリームはワカスさんの両親を呼び出し、ワカスさんを辞めさせないために彼の両親に圧力をかけました。両親が息子はこの工場でもう働く気はないと伝えると、サリームは突然、ワカスさんが数百万ルピー相当の窃盗を働いたと言い出しました。サリームは虚偽の窃盗容疑でワカスさんを訴えると両親を脅すと、母親はその窃盗による被害総額を分割で支払うと申し出ても、サリームはそのことを拒否しました。サリームは 何人かの工場の労働者を使って、 ワカスさんを工場に連れて来させ、彼を縛り上げ、パイプで殴り、死ぬまで彼の体に電流を 流 し、感電死させました。サリームたち殺人犯たちは逃亡し、サリームと息子、 労 働者たちは殺人容疑者として登録されたものの、彼らは未だに逃亡中で、逮捕に至ってはいません。
祈りましょう
主がワカス・サラマトさんの家族を慰め、この辛い時期の中にいる家族を主
が支え、助けてくださるように。
警察がこの全ての殺人犯たちを捜索し、逮捕し、正当に裁かれるように。
クリスチャンの労働者たち、工場労働者、レンガ窯労働者、下水道労働者、
道路清掃員などが、イスラム教徒の雇用主により様々に搾取され、生命さえ
奪わる現状を変えるためパキスタン政府が働き、また、クリスチャンの労働
者たちを守るため法律が変えられるように。
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