
35歳のムスリムの既婚者の男が、近隣に住む12歳のクリスチャンの少女を拉致し、彼女を別の州へと無理矢理連れて行き、そこで彼女に強制改宗及び強制婚をさせたと少女の父親である、シャフィク・マシーさんは語りました。娘のサバ・マシーさんは1月5日に自宅の外で、ムハンマド・アリという男にさらわれ、結婚させられるために別の州へと連れて行かれました。サバさんの出生証明書には、彼女は12歳9ヶ月と明記されているにも関わらず、アリは彼女の年齢を18歳と捏造した偽造婚姻証明書を準備していました。さらに悪いことに、警察はこの事件の報告書に、サバさんの年齢を15、6歳と捏造し、アリのこの犯罪をほう助しました。サバさんの誘拐から1ヶ月以上が経過し、警察は案の定、捜査を怠っています。父のシャフィクさんは弁護士を雇い、法廷で娘の出生証明書によって、娘の年齢が偽造されていることを争う方針です。キリスト者の立法府議員たちは、女子の結婚法廷年齢を16歳から18歳に引き上げる法改正をしようとしています。また、サバさんの事件以外にも1月20日に、アリハ・グルザールさんという12歳の少女も、近隣のムスリムに誘拐されました。アリはさんの両親は、彼女が性奴隷として人身売買にかけられているのではないかと恐れています。
祈りましょう
主がサバさんとアリハさんを一刻も早く、家族のもとに帰して下さるように。
主がマシーさんの弁護士に知恵を与え、この裁判を勝利に導くことができるように。
警察が真摯に捜査に乗り出し、堕落したパキスタン警察の体制が変えられるように。
パキスタン政府が、婚姻法定年齢を引き上げる法律や強制婚、強制改宗を犯罪とする法律を制定するなど毅然として行動を起こすように。誘拐犯たちが正当に厳しく処罰されるように。
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