
2024年7月4日 (VOM)

殺人犯として服役中であった、ブラワン・クマール・パスワンさんには、希望がありませんでした。しかし、一人のキリスト者が同じ刑務所に服役し、彼に福音を分かち合ってくれました。ブラワンさんは自分の人生にキリストを主として迎え入れる決心をし、洗礼を受けました。看守が彼の生活態度に変化を感じ、10年の刑期が過ぎた頃、模範囚として彼の早期釈放を推薦しました。ブラワンさんは釈放後、故郷の村に戻り、福音を伝えるために人生を捧げようと決心しましたが、迫害を受けることになりました。彼の叔父は、ブラワンさん一家に強制退去を命じ、彼らの財産も没収されました。昨年の12月、酔った男たちの集団が、ブラワンさんと妻のビナさんを殴りました。彼らはこの夫婦が、イエスを伝えることで、彼らの文化を台無しにしていると非難しました。地元のキリスト者たちが彼らに衣服や食料などの生活用品を与えてくれ、キリスト者の支援団体が、ブラワンさん一家を移住させようと申し出てくれましたが、彼はそれを断りました。ブラワンさんはこのように語ります。「もし、私がここを離れてしまったなら、どうやってこの人たちにイエス様のことを証できるだろうか。私も家族も、ここを離れるつもりはありません。彼らは私の肉体を弱めることはできたとしても、私の信仰を弱めることはできないのですから。」と。
祈りましょう
信仰ゆえに迫害に耐えているブラワン夫妻を、主が励まし、祝福して下さるように。
主が村の人々の心に触れ、悔い改めが起こされ、イエス様を信じるように。
主がブラワンさん家族の全ての物質的必要も豊かに満たして下さるように。
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