2024年5月2日 (VOM)

昨年の5月に教会の執事であるアクア・クワメさんが、早天祈祷会に出席していた時、過激派フラニ族が村を襲いました。過激派たちが教会の窓を突き破って銃弾や弓矢を放ち、教会へ押し入ろうとした時、牧師は信徒たちに外へ逃げるように叫びました。信徒たちが逃げ惑う中、牧師と教会役員が撃たれ、殺されました。アクアさんによると、彼自身も数本の矢が彼の服を貫き通しましたが、命中はしませんでした。生き残ったアクアさんはその日遅くまで、2歳の子どもを含む12人の信徒たちの遺体の身元確認をするという辛い役割をしなければなりませんでした。「神様は私たちを愛して下さっているのに、何故私たちはこんな苦しみに遭わなくてはならないのか―。」アクアさんはこのテロの後、そのような思いに駆られたことを振り返りました。しかし、彼はこのようにも語りました。「この事件を通して学んだことは、自分の心の中にある復讐心を手放すことでした」と。アクアさんはそれ以来、世界的なキリスト者による団体から癒しの治癒を受けています。アクアさんは、慰めのためと教会に新しい牧師が与えられ、村が回復するように祈って欲しいと願っています。
祈りましょう
アクアさんと他の人々のこのような辛い経験の心と体の傷を、主が完全に癒してくださるように。
教会に新しい牧師が与えられるように。
村が襲撃の傷跡から回復し、まだ救われていない人々にクリスチャンたちが良き証し続けられるように。
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