
2025年2月4日 (Morning Star News)
ムスリムから改宗した2人のキリスト者が、裁判も無く3年間収監され、ようやく釈放されました。アブドゥルバキ・サイード・アブドさんとヌール・ギルギスさんは、1月25日に自由の身となりました。2人は2021年から冒涜罪で「裁判前勾留」として身柄を拘束されていました。イエメン出身のアブドさんは、イエメンでの厳しい迫害ゆえに国連難民認定を受けていましたが、家族が待つカナダに逃れ、家族と再会することができました。しかし、ギルギスさんにはまだ余罪があるとして、彼の居場所は明らかにされていません。アブドさんがイエメンのキリスト教徒迫害を取り上げた、キリスト教テレビ番組に出演したあと、 エジプト国家安全保障局の捜査官は2021年12月、彼の自宅を家宅捜索しました。捜査官たちは、アブドさんとギルギスさんがテロ組織のメンバーという容疑とイスラムへの冒涜罪で、2人を起訴しました。アブドさんは独房に収監され、必要とする医療も受けることができず、栄養摂取もままならない刑務所生活を余儀なくされていました。エジプト政府はこれまで、ムスリムからの改宗者を迫害してきた経緯があります。
祈りましょう
アブドさんとギルギスさんが釈放され、アブドさんがカナダで家族と再会できるようにして下さった神様を賛美します。
主がギルギスさんを守って下さり、彼も完全に無罪とされ、現在いる場所で適応していくことができるように。
ギルギスさんに対する残りの余罪が取り下げられ、彼が自由を得ることができるように。
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